teplo公式茶葉をフレッシュな状態でお届けするための工夫

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teplo公式茶葉では、茶葉を1煎ずつ小分けにしてお届けしています。
こちらの記事では、数値制御の観点から、teplo公式茶葉を1煎パックにする理由を紹介しました。
この記事では、1煎パックをフレッシュな状態で届けるための茶葉製造の工夫についてご紹介します。

1煎パックにすると、フレッシュな茶葉を毎回楽しんでいただけるというメリットがありますが、茶葉のフレッシュさを保つことが難しいというデメリットもあります。一見矛盾するように感じるかもしれませんね。

メリットについては想像がしやすいのではないかと思います。毎回新しいパックの封を切りますので、封を切ったばかりのフレッシュな状態の茶葉を楽しむことができます。

1煎パックにすると茶葉のフレッシュさを保つことが難しいというデメリットは、1包装に入れられている茶葉が少なければ少ないほど、茶葉が酸化して劣化しやすくなるという理由に由来します。
酸化は酸素に触れている部分で起こりますので、空気に触れている表面の茶葉から酸化していきます。包装形態と酸化を考える上で重要になってくるのが、単位体積あたりの表面積です。袋に入っているすべての茶葉を一つのカタマリと考えると、カタマリが大きければ大きいほど、単位体積あたりの表面積が小さくなり、カタマリが小さければ小さいほど単位体積あたりの表面積が大きくなります。
つまり、1煎パックは茶葉の単位体積あたりの表面積が大きいため、茶葉が空気に触れている表面から酸化しやすく、茶葉の劣化が進みやすくなってしまうのです。

気温が暑い地域の動物は小さくなり、寒い地域の動物は大きくなるということを聞いたことはありませんか?あれは、小さい動物は単位体積あたりの表面積が大きくなるので体の表面から放熱しやすくなり、大きい動物は単位体積あたりの表面積が小さくなるので保温性が上がるという理論のようです。

teplo公式茶葉として1煎パックでフレッシュな茶葉をお届けするために、私たちは、1煎パックに窒素を入れる「窒素充填」という方法を採用しています。
酸素と触れることで酸化が進みますので、茶葉が触れる空気を窒素にしてあげることで、酸化を減らすことができます。(窒素充填は、ポテトチップス等の酸化を防止したい食品の包装でも採用されている方法です。)
このようにして、teploはフレッシュな1煎パックを皆様にお届けしています。

ちなみに、teploが窒素重鎮をおこなっている茶葉は緑茶だけで、烏龍茶や紅茶等の茶葉は、あえて窒素充填を行なっていません。その大きな理由は、烏龍茶や紅茶に窒素充填を行うと、味や香りが変わってしまうためです。また、烏龍茶や紅茶は、緑茶と比較して酸化による劣化が少ないという特性を持っています。そのため、teplo公式茶葉では緑茶のみに窒素充填をしています。

包装の方法や内容量ひとつをとっても、奥が深いですよね。
私たちはさまざまな種類のお茶を扱いますので、それぞれの茶葉の特性に応じた製造方法を常に模索しています。
茶葉の特性を加味して製造工程を切り替える作業は大変ですが、茶葉を特性を理解して良い状態の茶葉をお客様に届けられることは非常に大きな喜びでもあります。
今後も、お茶を良い状態でお届けできるよう、精進してまいります。

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