お茶の着香(ちゃっこう)ってなに?

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紅茶を飲んだときに、そのフレーバーに癒されたり華やかな気持ちになったりした経験はありませんか?
香りは、お茶にとって欠かせない重要な要素の一つです。
このお茶の香りには、お茶そのものが持つ香りと、着香(ちゃっこう)された香り の2種類があります。

まず、お茶そのものが持つ香りについて。これは、お茶の品種、育て方、加工方法によって特徴づけられる香りです。
こちらの記事で紹介した東方美人は、害虫によってうまれる蜜のような香りが特徴のお茶ですね!そういった特徴的な香りをもつお茶は日本茶にもあり、「静7132」という品種のお茶は、桜の葉を思わせる特徴的な香りをもっており、teplo公式茶葉の中でも人気の高い緑茶の一つです。

2つめの、着香(ちゃっこう)について。お茶は農産物を加工した製品ですので、あまり香り付けをしているイメージがない方もいるかもしれません。しかしながら、華やかな香りを楽しむために、製茶をした後に香りをつけているお茶も多く、特に紅茶は着香されたものが多く流通しています。
着香が悪いということではなく、お茶の長い歴史の中で、さまざまな香りの楽しみ方が紡がれてきているのです。
例えば、紅茶の代表格とも言える「アールグレイ」。アールグレイは、紅茶にベルガモットの香りを着香して作られています。

お茶というと、格式が高く、守らなければならないルールもたくさんあるような気がしてしまいますが、昔から多種多様な楽しみ方が試されている自由な世界でもあるんですね。

あまり肩肘張らずに、リラックスして美味しいと思ったお茶を飲む。それがお茶を楽しむ大事なポイントなのかもしれません。
今後の記事では、面白い特徴を持つ茶葉や、着香の歴史など、ご紹介していきますね!


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