国内外でファンが多い抹茶。
抹茶ラテは一過性のブームというより定番のドリンクになってきていますね。
今日はラテではなく、いわゆる「お抹茶」について説明していきます。
濃茶と薄茶の違いをご存知ですか?
その違いはざっくりいうと濃度の違いです。
薄茶は点てて(たてて)、濃茶は練ってつくるというと濃さの違いがわかりやすいと思います。
薄茶
抹茶:2g
お湯:60ml
お薄ともいわれます。
抹茶はお好みのものを使ってOKです。
鮮やかな黄緑色の見た目で、さらさらとしており、飲みやすく、香りも味も軽めです。
お茶会のほかお茶カフェやホテルのラウンジなどでも一般的に提供されます。
お茶会ではひとりずつに出され、おかわりもできます。
お菓子は干菓子を合わせます。
濃茶
抹茶:4g
お湯:30ml
お濃茶ともいわれます。
薄茶と比べると、お湯の量は半分にもかかわらず、抹茶の量は倍。
濃度が高いので薄茶よりも抹茶の質の良し悪しが味に及ぼす影響が大きいといわれ、上級の抹茶が使われます。
どろりとして、薄茶よりも濃い色合いでツヤがあります。味わいはどっしりとしてこくがあり苦みの後にほのかに甘みを感じます。
濃茶はお茶会の中でも特に格式高い茶事(正式な茶会)で飲まれ、茶事ではひとつの濃茶をみんなで回し飲みします。(おかわりはできません)
お菓子は生和菓子を合わせます。
最近だとアイスにかけて抹茶アフォガードとして楽しむこともあるようです。
以上、薄茶と濃茶の違いでした!
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