狭山茶とは、名前から想像できるように、埼玉県の特産品とされているお茶です。
その一方で、東京狭山茶という名前で、東京の特産品としても知られています。
この記事では、狭山なのに東京?東京の狭山茶?のギモンにお答えしていきます。
まず埼玉県の狭山茶ですが、入間市、所沢市、狭山市を中心とする狭山丘陵地域が主な産地とされています。
下の地図の赤で囲まれている地域が、狭山丘陵(さやまきゅうりょう)地域です。
狭山丘陵地域は、埼玉と東京を跨いでいることがわかりますね。
次に、東京狭山茶は主に東大和市、武蔵村山市、瑞穂町で生産されています。
下の地図の赤で囲まれている地域が、東京狭山茶の主な産地です。
上で紹介した狭山丘陵地域と同じ地域ですね。
つまり、狭山茶は埼玉と東京を跨いでいる狭山丘陵地域で作られているお茶だったのですね。
埼玉と東京が混在しているため、1964年頃に東京都産の狭山茶は東京狭山茶と呼ばれるようになりました。
以上、少しややこしいけれど調べてみるとすっきりする、狭山茶と東京狭山茶のお話でした!
参照地図: 電子国土Web 地理院地図
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