teplo公式茶葉ができるまでの以下の3つ工程を1工程ずつ、全3回にわたってご紹介しています。
①茶葉をみつける
②茶葉量・標準となる抽出条件を決める
③パーソナライズ抽出のアルゴリズムを設定する
前回の記事では、teplo公式茶葉の候補となる茶葉を見つける工程をご紹介しました。
この記事では、抽出条件の基礎となる工程「②茶葉量・標準となる抽出条件を決める」工程についてご紹介します。
teplo公式茶葉はteploティーポットとteplo cold brew carafeでの抽出1回分の茶葉量を1パックとしています。
この工程では1パックに入れる茶葉の量(1回の抽出で使う茶葉の量)と標準となる抽出条件を決めていきます。
まずは、ほかのteplo公式茶葉の1回分の茶葉量や抽出条件を参考にしてあたりをつけ、teploティーポットとカラフェで抽出試験を繰り返します。
①の工程で行う検茶で茶葉のキャラクターをおおよそ確認しているので、そのキャラクターをしっかりと引き出せるような抽出条件を様々試していきます。
茶葉の種類によっては、高温でさっと淹れた時の味わいも低温でじっくり淹れたときの味わいもどちらも際立ったキャラクターをもっていることがあり、どちらを標準の設定にするべきか迷うこともしばしばです。
「抽出試験を繰り返す。」
文字だとサラッとかけてしまうのですが、納得できる条件が見つかるまでひたすら繰り返すので非常に地道で骨の折れる作業です。
しかしteplo公式茶葉としてみなさまにお届けするからには、おいしい味で楽しんでもらえるように責任を持っておいしい抽出条件をお伝えする必要があると考えていますので、決して妥協することなく時間をかけて取り組んでいます。
次の記事では、teplo最大の特徴であるパーソナライズ抽出を実現するための工程「③パーソナライズ抽出のアルゴリズムを設定する」についてご紹介します。
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著者情報/ teploについて
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