夏の定番、麦茶。日本人にとってなじみの深い飲み物ですよね。
でも、この麦茶にも種類があることをご存知の方は意外と少ないのではないかと思います。
この記事では麦茶に使われる麦の種類や味の違いをご紹介します。
麦茶につかわれる麦は大きく分けて以下の3種類です。
・二条大麦
・六条大麦
・はと麦
二条大麦と六条大麦はどちらも大麦の一種で、穂を上から見た時の列数が2列のものを二条大麦、6列のものを六条大麦というのだそうです。
二条大麦はビール麦とも言われ、ビールや焼酎の原料にもなります。大粒で、でん粉が多く、苦味が出にくく麦の甘みが豊かに感じられます。
対して六条大麦は二条大麦と比べると小粒で、タンパク質が多く、でん粉は少なめなので、香ばしさをしっかりと感じられます。
六条大麦の方が主流で二条大麦の麦茶は通好みというふうにも言われています。
最後にはと麦ですが、実は、はと麦は麦とは別の穀物です。
ですので麦茶の種類としてご紹介するか迷ったのですが、一般的にはと麦茶が麦茶の1種と捉えられることが多いようなので一緒にご紹介します。
はと麦は大麦と同じくイネ化ですが、ジュズダマ属の穀物です。お茶の味はというと、麦茶より穏やかな香ばしさで味もさっぱりしています。
ほうじ茶に近いと感じる方もいるようです。
いかがでしたでしょうか?
ふだんあまり意識して飲むことが少ない麦茶にも実はいろんな種類があります。
次に麦茶を買うときには、普段飲んでない種類の麦茶にトライしてみてはいかがでしょうか?
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