ティーバッグの紅茶は、だれもが一度は飲んだことがあるのではないでしょうか?ティーバッグの紅茶はお湯を注いだ瞬間から紅茶の香りと色を楽しむことができますし、手軽に美味しい紅茶を楽しむために最適な飲み方かと思います。
そんなティーバッグの紅茶を淹れるときに、ポテンシャルを最大限に引き出す方法があったら、嬉しいですよね。この記事では、ティーバッグの紅茶のポテンシャルを最大限に活かすための4つのポイントをご紹介します。
ティーバッグの紅茶を美味しく淹れるコツ① 熱湯でカップを温める
ご存知の通り、抽出するときの温度は、お茶を美味しく淹れるための大切な要素のひとつです。ほぼ全てのティーバッグの紅茶は、熱湯で抽出することで香りと味のポテンシャルを最大限に出すことができます。しかしながら、常温のティーカップに熱湯を注ぐと、カップに熱を奪われてお湯の温度は80度前後まで下がってしまいます。抽出中のお湯の温度を下げないために、カップに一度お湯を注いでカップが温めてお湯を捨て、その後にティーバッグをカップに入れて熱々のお湯を注ぎましょう。カップを温める一手間を加えるだけで、紅茶の味と香りが劇的にアップしますので、ぜひお試しください。
ティーバッグの紅茶を美味しく淹れるコツ② 熱湯で淹れる
①とも関連しますが、できる限り高い温度のお湯で抽出することが大切です。温めたカップにティーバッグを入れたら、できるだけ高い温度のお湯を注いで抽出をしましょう。
ティーバッグの紅茶を美味しく淹れるコツ③ 抽出中は蓋をする
ティーカップにソーサーがついている場合は、抽出中はソーサーを蓋の代わりにして、カップの上に被せてあげましょう。抽出中は、ティーバッグを揺らすことよりも、蓋をして蒸らしてあげる(抽出中の温度を下げない)ことの方が重要です。 蓋をして静かに1〜2分抽出したら、蓋を取って数回やさしくティーバッグを揺らすだけで、十分に綺麗な色を出すことができます。
ティーバッグの紅茶を美味しく淹れるコツ④ ティーバッグは絞らない
ティーバッグを取り出す際に、ティースプーン等でティーバッグを絞りたくなってしまうかもしれませんが、その衝動はグッと堪えましょう。絞って出てきた紅茶は渋味や雑味が多い抽出液ですので、味のバランスが崩れる原因になってしまいます。優しくティーバッグを引き上げてあげるのがポイントです。 また、ティーバッグを浸したままにすると渋みが増して味のバランスが崩れてしまいますので、1〜2分抽出したらティーバッグはカップから引き上げましょう。
今回ご紹介した4つのポイントを実践するだけで、きっと一段上の紅茶の味わいを楽しむことができるかと思います。ぜひ試してみてくださいね!
素敵なティータイムをお楽しみください。
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