最近グリーンルイボスというお茶を見かけたことはありませんか?以前ルイボスティーの特徴と美味しい淹れ方を紹介しましたが、この記事ではグリーンルイボスとルイボスの違いと、グリーンルイボスの特徴や美味しい淹れ方をご紹介します。
まず、グリーンルイボスとルイボスの違いについてご紹介します。グリーンルイボスとルイボスはどちらも南アフリカのマメ科の低木「アスパラサス・リネアリス」の葉からできていますので、原料は同じです。もちろん、どちらもノンカフェインです。
茶葉の見た目は、グリーンルイボスの方が黄色に近い緑色をしていて、ルイボスは鮮やかな赤い色をしています。下の写真の黄色に近い緑の方がグリーンルイボス、赤い方がルイボスの茶葉です。


この色の違いは、ルイボスティーの加工方法の違いによるものです。原理としては、緑茶・烏龍茶・紅茶の作り方の違いで紹介した加工方法の違いと同じで、ルイボスの葉が発酵(酸化)して綺麗な茶色なったものがルイボスティーで、発酵(酸化)する前に乾燥させたものがグリーンルイボスになります。
抽出したお茶の水色(すいしょく)は、グリーンルイボスという名前から緑茶のような鮮やかな緑色を想像されるかもしれませんが、グリーンルイボスの水色は下の写真のようなオレンジ色です。

ルイボスとグリーンルイボスは、どちらもルイボス特有の土や自然を感じられる爽やかな香りを持っています。味わいは、ルイボスの方が発酵による重みを持っていて、グリーンルイボスの方がボディ感が軽くさっぱりと楽しむことができます。どちらも非常に飲みやすいので、お好みやシーンに合わせて、お選びいただくのがおすすめです。
それでは最後に、グリーンルイボスの美味しい抽出方法をご紹介します。
抽出条件
茶葉量: 5g(ティースプーン3杯) 湯量: 300ml 抽出温度: 95度 抽出時間: 4分 ルイボスティーと同様に、細かい茶葉が特徴ですので、急須を使用して抽出する際には、網目が細かい、深蒸し煎茶様の急須を使用したり、カップにお茶を注ぐ際に手持ちのメッシュを使用してお茶を濾してあげるのがおすすめです。
今後も、さまざまな種類のハーブティーの特徴や美味しい淹れ方を紹介していきますね。
それでは、素敵なティータイムをお楽しみください。

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