2022年7月に販売を開始した水出し用のカラフェ「teplo cold brew carafe」。
こちらの記事で紹介したように、teplo cold brew carafeのプロジェクトは、「機能性に優れ、佇まいの美しいお茶に専用のカラフェ」を作るためにスタートしました。
カラフェの製品の中で一番体積があり、プロダクトの使用感、デザイン、メンテナンスなどのさまざまな場面で肝になる部品といえば、茶葉やお茶が入っている容器の部分です。teplo cold brew carafeの容器の部分はガラスでできており、注ぎ口のガラスの薄さは、業界最薄クラスの約1.5mmに設定されています。
この記事では、teploがカラフェの薄さを業界最薄の1.5mmにこだわる理由を2つ紹介します。
まずは、なんと言っても、薄くすることでお茶が美味しく見えるという理由です。ガラスを薄くすることにより、カラフェの中のお茶がグッと綺麗に引き立ちます。1.5mmと2mmの厚さの差はたったの0.5mmですが、実際にお茶を入れて並べてみると、カラフェの中のお茶の表情が全く異なって見えます。
私たちは、お茶を飲む瞬間だけではなく、お茶が入っているカラフェを見て「美味しそう」と感じる瞬間も大切なお茶の体験のひとつと考えています。
そのため、私たちは、よりお茶が美味しく見えよりお茶の体験価値が向上する、薄さ1.5mmにこだわっています。
カラフェの薄さにこだわる2つ目の理由は、カラフェを薄くするとお茶を注ぐ際の所作が綺麗になるということです。
注ぎ口を薄くすることにより、お茶の注ぎ終わりがスパッと切れるので、カラフェからお茶を注いだ際の水切れの良さにつながり、カラフェの側面に水が垂れていくことを低減することができます。これにより、注ぎ終わりにお茶が垂れてくる心配をすることなく、美しい所作でお茶を注ぐことができます。
お茶を注ぐ瞬間も注ぎ終わる瞬間も、大切なお茶の体験。
そんな想いで、teploは薄さ1.5mmにこだわりました。
1.5mmの薄さを実現するのは簡単なことではありません。
今後の記事では、1.5mmの薄さを実現する北海道小樽のガラス職人についてもご紹介していきます。
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著者情報/ teploについて
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