いろいろ考えていたら、変なタイトルになってしまいました。
突然ですが、同じ形状の2つのグラスがあり、片方は0.3mmだけ薄い場合、あなたはその違いを見分けることができると思いますか?3mmではなく、0.3mm(名刺と同じくらいの厚さ)の違いです。
見分ける自信がないというかたも多いかもしれませんね。
この記事では、teplo cold brew glassを用いた実験の結果を共有します。
まずは、試作品で作った厚さの異なるグラスを用意しました。片方は厚さ0.9mm、もう片方は厚さ1.21mmなので、その差は約0.3mmです。
この2つのグラスを並べて、一般の方4名に2つのグラスの違いについて質問をしたところ、100%の確率で厚さが違うと答えました。しかも、グラスを触って確かめる前に、薄さの違いを指摘していました。
この実験から、人間の目や感覚というのは、想像以上に鋭いということがわかるかと思います。
逆にいうと、製品の寸法が0.3mmずれていたら、それは製品に対する違和感に繋がります。
直接手で触れたり、お茶を入れて飲んだりするteploの製品であれば、その違いによって印象や体験が大きく異なってきますので、できる限り狙った寸法で安定してものを作るということが非常に重要になります。
では、このコンマ数ミリの寸法はどのように制御されていると思いますか?
実は、一つずつガラス職人によって手吹きで制御されているのです。
微細な寸法の制御をしながら安定してものを作る職人技ってすごいですよね。
私達は、さまざまな分野のものづくりのプロフェッショナルと関わることがありますが、職人技にはいつも驚かされます。
今後は、teploのものづくりを支える職人にもスポットを当てて、インタビュー等の記事もお届けしていこうと思います。
楽しみにしていてください!
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