teploティーポットが得意なお茶と苦手なお茶

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teploの説明をしているときに、「日本茶以外も淹れることはできますか?」という質問をいただくことがあります。
質問への答えは「イエス」で、teploティーポットでは、紅茶、烏龍茶、ハーブティー、後発酵茶など、さまざまな種類のお茶を入れることができます。
さまざまな種類のお茶を淹れることができますが、世の中にある急須や他の道具と同様に、得意不得意があります。
この記事では、teploが得意としているお茶の種類はなんなのか、逆にteploでは淹れることができない、苦手なお茶は何なのか、ご紹介します。

まずは、得意なお茶から。ざっくりお伝えすると、一般的にホットティーとして飲まれているお茶は、teploティーポットは上手に抽出することができます。
お茶の種類は、世界で数千種類もあるといわれますが、どのような種類のお茶でも調理方法は非常に似ていて、茶葉を温かいお湯で抽出します。あまり語られることがありませんが、これほどまでに種類が豊富なのにも関わらず調理方法が同じという食材は非常に稀なので、これはお茶の隠れた特徴かと思います。基本的な調理方法は同じですが、異なる種類のお茶は、「茶葉の量」「水の量」「抽出温度」「抽出時間」を調整することで淹れ分けをしていきます。
手前味噌ですが、teploティーポットは、これらの4つのパラメーターを制御することを非常に得意としていますので、どのようなお茶でも、美味しく淹れることができるのです。

teploティーポットを褒めるだけでは面白くないですね。
teploティーポットが苦手なお茶をご紹介します。正確には、teploが苦手な「お茶の種類」ではなく、teploが苦手とする「抽出方法」があります。
それは、100mlなど、非常に少ないお湯の量で抽出する抽出方法です。お茶の世界では「しずく茶」などと呼ばれることが多い抽出方法で、10g前後の茶葉に対して100ml程度のお湯を入れて抽出します。一般的な煎茶は、300mlほどのお湯に7~10gの茶葉を使用しますので、「しずく茶」の水に対する茶葉の量は、一般的な煎茶の3~4倍ほどですね。
抽出の過程で茶葉が水を吸いますので、抽出液として最終的に飲むことができるお茶の量は30~50mlで、日本酒のお猪口で1杯分くらいの量です。しずく茶の方法で抽出すると、お茶の旨味や甘みが非常に凝縮されていて、コーヒーのエスプレッソの様なパンチ力と驚きがあるお茶が抽出されます。
この特殊な淹れ方の「しずく茶」を、teploは苦手としています。こちらの記事で紹介したように、teploは回転抽出システムを採用しており、その特性上、水の量は最低でも200ml必要としています。200ml以下ですと、インフューザーが回転をしても、茶葉が水に触れず、抽出を行うことができません。

「しずく茶」の抽出方法で淹れたお茶は非常に特徴的な味わいなので、teploティーポットでも再現をしたいという思いはありましたが、非常に特殊な抽出の方法で、その他の抽出方法のお茶と比べて飲まれる頻度も低いので、teploティーポットではなく「しずく茶」専用の茶器にお任せをした方が良い、という結論に至りました。
実は、お茶のプロの淹れ手の方も「しずく茶」の抽出方法で淹れるときには、多くの場合、専用の小さな茶器を使用します。「しずく茶」の茶器は小さく可愛らしいですが、小さな茶器の中に必要な機能が詰め込まれている、機能美の塊のようなな茶器です。もし「しずく茶」に興味がある方は、ぜひ専用の茶器も試してみてください。

短所を克服するか、長所を伸ばすか、人でもプロダクトでも、永遠の課題ですね。
これからも、teploの短所を冷静に判断しながら、より良いプロダクトづくりに励んでまいります。

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