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teplo公式アンバサダーに本田圭佑氏が就任しました

プロサッカー選手兼監督、実業家として活躍する本田圭佑氏が、2023年1月よりteplo公式アンバサダーに就任しました。 ・アンバサダー就任の背景「美味しいお茶を世界中に届ける」という理念を掲げて2015年に米国で創業し、技術開発とサービス運営を行う弊社は、お茶業界における挑戦者です。現役のプロサッカー選手兼監督でありながら、実業家としての顔ももち、現在の肩書きを「挑戦者」とする本田圭佑氏が、「お茶×テクノロジー」という常識に囚われない方法で世界を獲りにいく弊社の挑戦に共鳴し、公式アンバサダー就任が決定しました。公式アンバサダーの本田氏とともに今後もますますの挑戦を続け、成長を加速していきます! ・本田圭佑氏コメントこの度、アンバサダーとしてteploに参画させていただくことになりました。ずっとエスプレッソやコーヒーばかり飲んできた僕がお茶ブランドである会社に関わることになるとは思いませんでしたが、河野辺さんのお茶に対するこだわりが凄いのと、本気で世界に挑戦しようとしている熱いお話が突き刺さりました。実際にチーム作りをグローバルでやっているところにも惹かれました。個人的には、これからお茶の魅力をもっと探求していこうと思います。 ※ 本田圭佑氏のteplo公式アンバサダー就任にプレスリリースはこちらからご確認ください。※ 取材のお申込みはこちらからお願いいたします。 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。 おすすめ記事 最新記事

teploが2022年東京都ベンチャー技術大賞において優秀賞を受賞しました

「teploティーポット」が、 2022年東京都ベンチャー技術大賞において優秀賞を受賞しました。 2022年10月19日に表彰式が行われ、東京都知事の小池百合子氏から弊社代表の河野辺に賞状とトロフィーが授与されました。また、表彰式の後に小池百合子都知事がteploの出展ブースに立ち寄り、パーソナライズ抽出を体験する一幕もありました。 サービスやアイディアの新規性だけではなく、美味しいお茶を提供するために開発したteploの「技術」が評価されて今回の受賞に至ったことは、非常に嬉しく、お茶の業界にとっても大きな意義を持つのではないかと考えています。今後も、美味しいお茶を提供するために、日々技術開発に取り組んでまいります! ※ 東京都ベンチャー技術大賞受賞に関するプレスリリースやメディアキットはこちらからご確認ください。※ 取材のお申込みはこちらからお願いいたします。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。 teploのメールマガジンに登録 お茶に関する旬な情報や豆知識を漏れなく受け取りたい!そんな方は以下の登録フォームでメールアドレスをご登録ください。teploから最新の情報をメールマガジンでお送りいたします。 (※1) プライバシーポリシーを必ずお読みいただき、ご同意の上、登録してください。(※2) info@load-road.comおよびhello.japan@load-road.comからのメールが受信できるようにご設定ください。

ChatGPTのようなAI技術がお茶の業界に及ぼす影響3点

最近「Chat GPT」という言葉を耳にすることが多くなったかと思います。個の記事では、ChatGPTのようなAI技術がお茶の業界に及ぼす影響3点についてご紹介してみたいと思います。 お茶の業界において、ChatGPTのようなAI技術が導入されることで、以下のような影響が期待されます。 1. 製品開発の改善ChatGPTは、大量のデータを収集し、分析することができます。このため、お茶の業界においては、製品開発において有用な情報を提供することができます。例えば、消費者の嗜好や需要に関する情報を分析し、新しい製品のアイデアを提供することができます。また、ChatGPTは、新しい素材や製法に関する情報を提供することができ、新製品の開発に役立ちます。  2. カスタマーサポートの改善ChatGPTは、自然言語処理技術を利用して、顧客とのコミュニケーションを行うことができます。お茶の業界においては、カスタマーサポートにおいてChatGPTを活用することができます。例えば、ChatGPTを利用することで、顧客からの問い合わせに自動的に返答することができます。また、ChatGPTは、顧客の過去の購入履歴や嗜好に関する情報を分析し、顧客にとって最適な商品を提案することができます。  3. 品質管理の改善ChatGPTは、お茶の品質管理にも役立つことができます。ChatGPTを利用することで、お茶の品質に関するデータを分析し、品質管理に関するアドバイスを提供することができます。例えば、お茶葉の品質が悪い場合、ChatGPTは、その原因を分析し、改善策を提案することができます。また、ChatGPTは、従業員に品質管理に関するアドバイスを提供することができます。これにより、より高品質なお茶を提供することができるようになります。  以上が、ChatGPTがお茶の業界に及ぼす影響の3つの例です。 なるほどーとか、そんな訳ないんじゃないかなぁーとか、感想を持たれたかと思います。 実は上記で青文字で書かれている文章は、ChatGPTによって生成されたものなんです。今日は、ChatGPTがお茶の業界に及ぼす影響について、ChatGPTに予言をしてもらいました。ChatGPTは、ChatGPTが予言したような影響をお茶の業界にもたらすのか、楽しみですね。もう少し時間が経ったら答え合わせをしてみましょう。 以下、「ChatGPTがお茶の業界に及ぼす影響を3つ教えて。」という問いに対するChatGPTの回答のスクリーンショットです。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teploがカラフェを作りはじめたきっかけ

2022年7月に販売を開始した水出し用のカラフェ「teplo cold brew carafe」。水出しカラフェでも、アプリやメールを使った飲み頃のお知らせ通知やお茶のサブスクなど、世の中の冷茶の商品と比べると、テクノロジー要素を盛り込んだ体験設計になっています。しかしながら、テクノロジーを駆使したIoTティーポット「teploティーポット」等の今までのteplo製品と比較すると、水出しカラフェには電源もBluetoothも入っておらず、アナログ感が強い製品かと思います。teploティーポットのイメージを強く持たれている方は、少し驚かれたかもしれません。この記事では、なぜteploがカラフェを作ろうと思ったのか、そのきっかけをご紹介します。 まず、teploがカラフェを作ろうと思いまじめたきっかけについて、ご紹介します。2020年にteploティーポットを発売して以来、「teploプレミアムレストラン」や「teploプレミアムエクスペリエンス」という名前で、1日〜数日限定のレストランやお茶の企画を実施してきました。資生堂様と実施した、フレンチのコース料理とお茶のマリアージュレストランでHanakoさんに取材いただいた記事はこちらです。これらのイベントの中で、teploティーポットで淹れる温かいお茶の可能性を再発見するとともに、料理と一緒に楽しむ際は、お茶の提供温度は、高温よりも低温〜常温のほうが相性が良いことも多いということを実感しました。そのため、teploのイベントでは、一度teploティーポットで淹れた温かいお茶を冷やして提供することも多くありました。冷やして提供することで、お茶の提供温度の問題は解決ができるのですが、「冷やしたお茶をどんな容器にいれるか?」という課題が最後まで残りました。 ワイン用のカラフェを使用すると佇まいは洗練されますが、茶葉が出てきてしまう等、機能的な課題が残ります。一方で、市場に出ているお茶用のピッチャーは、機能性は満たすものの、テーブルウェアとしてのデザインの洗練さが足りないと感じました。とくに、料理とマリアージュさせて少し特別な体験を提供する場面では、もう少し洗練されたデザイン性を追求したいという思いがありました。 「世の中にちょうど良いものがないのであれば、自分達で作ってみようか。最高に洗練されていて、冷茶を抽出するための機能が詰まった美しいカラフェを。どうせ作るなら美しいだけじゃなくてメチャメチャ使いやすやつを。」 これが、teplo cold brew carafeの開発を考え始めたきっかけです。このようなきっかけで始まった、水出しカラフェのプロジェクト。こちらの記事でカラフェの寸法について紹介したように、実際にプロダクトの思想を作り、デザインや設計に落とし込み、製造し、製品として仕上げる工程は、非常にワクワクする過程でもあり、なかなか骨が折れる作業でもあります。苦労話や開発秘話を書き出したら止まりません。もちろん楽しい思い出もいくらでも出てきます。今後も、 teplo cold brew carafeのデザイン思想や製造の裏話もお伝えしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。 P.S. 先日、 teplo cold brew carafeについてこんな記事が出ました。私たちのビジョンが世の中に伝わったような気がしてすごく嬉しかったので、共有させてください。脱アルコールで“お茶”にシフト、ワインのように楽しめる「teplo」のお茶は究極の贅沢かもしれない おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teploの水出しカラフェの寸法ウンチク

「佇まいの美しさやも重要だけど、直径75mm高さ225mm以内はマストで設計しよう」teplo cold brew carafeのデザイン、設計、試作を繰り返していく中で、teploのチーム内ではこんな話をしていました。なぜ直径75mm全長225mm以内なのか?この記事では、teplo cold brew carafeが目指した寸法の背景をご紹介します。 teploのカラフェを作るときに重視した項目の中の一つが「日常の中でストレスなく使ってもらえるプロダクト」ということです。プロダクトを世の中に出す上では当たり前の観点ですが、私たちは敢えて繰り返しこの命題を考えてカラフェのデザインと設計を進めました。 その中で見えてきた寸法のひとつが、直径75mm。麦茶等を入れることが多い一般的なピッチャーの直径が約100mm前後ですので、それよりもひと回り小さく設計されています。実はこの75mmは、牛乳パックの1辺と同等の長さです。これよりも小さい寸法の場合、冷蔵庫のサイドポケットの中でグラグラと動いてしまい、冷蔵庫を開け閉めする際にカラフェが安定しません。逆にこれよりも大きくなると、冷蔵庫の小さいサイドポケットに収まりません。麦茶を入れたピッチャーが、冷蔵庫の中での収まりが良くなく、なんだか少し気持ち悪い。そんな経験をしたことはありませんか?teplo cold brew carafeを手にとっていただく際には、そのような小さなストレスをなくしたい。そんな思いで、teploのカラフェの直径は75mmで設計されています。 次に、高さ225mm以内に収めるという条件です。高さ225mmは、小型の食洗機に入るギリギリの寸法です。特別な「ハレの日」だけ活躍するかっこいいカラフェではなく、日常の「ケの日」でも毎日使ってほしい。そのために、私たちは、ストレスなく簡単にメンテナンスをすることができる寸法にこだわりました。全長が長いボトルは食洗機にも入らないしスポンジでも洗えない。この小さなストレスは、我慢したり工夫をすれば解決するかもしれません。我慢できるストレスを再度見直して、プロダクトのデザインや設計で解決できる方法を探す。このような改善プロセスで決まった高さが225mmです。 美味しいお茶と食事を楽しみながら、teplo cold brew carafeに隠された寸法のウンチクを話してみてはいかがでしょうか? おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

あなたは0.3mmの差を見分ける能力を持っていますか?

いろいろ考えていたら、変なタイトルになってしまいました。突然ですが、同じ形状の2つのグラスがあり、片方は0.3mmだけ薄い場合、あなたはその違いを見分けることができると思いますか?3mmではなく、0.3mm(名刺と同じくらいの厚さ)の違いです。見分ける自信がないというかたも多いかもしれませんね。この記事では、teplo cold brew glassを用いた実験の結果を共有します。 まずは、試作品で作った厚さの異なるグラスを用意しました。片方は厚さ0.9mm、もう片方は厚さ1.21mmなので、その差は約0.3mmです。この2つのグラスを並べて、一般の方4名に2つのグラスの違いについて質問をしたところ、100%の確率で厚さが違うと答えました。しかも、グラスを触って確かめる前に、薄さの違いを指摘していました。この実験から、人間の目や感覚というのは、想像以上に鋭いということがわかるかと思います。逆にいうと、製品の寸法が0.3mmずれていたら、それは製品に対する違和感に繋がります。直接手で触れたり、お茶を入れて飲んだりするteploの製品であれば、その違いによって印象や体験が大きく異なってきますので、できる限り狙った寸法で安定してものを作るということが非常に重要になります。 では、このコンマ数ミリの寸法はどのように制御されていると思いますか?実は、一つずつガラス職人によって手吹きで制御されているのです。 微細な寸法の制御をしながら安定してものを作る職人技ってすごいですよね。私達は、さまざまな分野のものづくりのプロフェッショナルと関わることがありますが、職人技にはいつも驚かされます。今後は、teploのものづくりを支える職人にもスポットを当てて、インタビュー等の記事もお届けしていこうと思います。楽しみにしていてください! おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teploティーポットは緑茶以外のお茶も淹れられる?

teploの説明をしているときに、「日本茶以外も淹れることはできますか?」という質問をいただくことがあります。質問への答えは「イエス」で、teploティーポットでは、紅茶、烏龍茶、ハーブティー、後発酵茶など、さまざまな種類のお茶を入れることができます。この記事では、お茶の調理工程とteploティーポットの特徴についてご紹介します。 ざっくりお伝えすると、一般的にホットティーとして飲まれているお茶は、teploティーポットは上手に抽出することができます。お茶の種類は、世界で数千種類もあるといわれますが、どのような種類のお茶でも調理方法は非常に似ていて、茶葉を温かいお湯で抽出します。あまり語られることがありませんが、これほどまでに種類が豊富なのにも関わらず調理方法が同じという食材は非常に稀なので、これはお茶の隠れた特徴かと思います。基本的な調理方法は同じですが、異なる種類のお茶は、「茶葉の量」「水の量」「抽出温度」「抽出時間」を調整することで淹れ分けをしていきます。手前味噌ですが、teploティーポットは、これらの4つのパラメーターを制御することを非常に得意としていますので、どのようなお茶でも、美味しく淹れることができるのです。 teploティーポットを褒めるだけでは、ブログとしてちょっと面白くないですね。こちらの記事では、どんなお茶でも美味しく淹れることができるteploが苦手としているお茶をご紹介していますので、興味がありましたら是非チェックしてみてください。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teploティーポットが抽出できないお茶は何?

こちらの記事では、teploティーポットが、緑茶だけではなく紅茶、中国茶、ハーブティーなど、さまざまな種類のお茶を美味しく淹れることができる理由についてご紹介しました。teploティーポットではさまざまな種類のお茶を美味しく淹れることができますが、世の中にある急須や他の道具と同様に、得意不得意があります。この記事では、teploが苦手としているお茶についてご紹介します。 正確には、teploが苦手な「お茶の種類」ではなく、teploが苦手とする「抽出方法」があります。それは、100mlなど、非常に少ないお湯の量で抽出する抽出方法です。お茶の世界では「しずく茶」などと呼ばれることが多い抽出方法で、10g前後の茶葉に対して100ml程度のお湯を入れて抽出します。一般的な煎茶は、300mlほどのお湯に7~10gの茶葉を使用しますので、「しずく茶」の水に対する茶葉の量は、一般的な煎茶の3~4倍ほどですね。抽出の過程で茶葉が水を吸いますので、抽出液として最終的に飲むことができるお茶の量は30~50mlで、日本酒のお猪口で1杯分くらいの量です。しずく茶の方法で抽出すると、お茶の旨味や甘みが非常に凝縮されていて、コーヒーのエスプレッソの様なパンチ力と驚きがあるお茶が抽出されます。この特殊な淹れ方の「しずく茶」を、teploは苦手としています。こちらの記事で紹介したように、teploは回転抽出システムを採用しており、その特性上、水の量は最低でも200ml必要としています。200ml以下ですと、インフューザーが回転をしても、茶葉が水に触れず、抽出を行うことができません。 「しずく茶」の抽出方法で淹れたお茶は非常に特徴的な味わいなので、teploティーポットでも再現をしたいという思いはありましたが、非常に特殊な抽出の方法で、その他の抽出方法のお茶と比べて飲まれる頻度も低いので、teploティーポットではなく「しずく茶」専用の茶器にお任せをした方が良い、という結論に至りました。実は、お茶のプロの淹れ手の方も「しずく茶」の抽出方法で淹れるときには、多くの場合、専用の小さな茶器を使用します。「しずく茶」の茶器は小さく可愛らしいですが、小さな茶器の中に必要な機能が詰め込まれている、機能美の塊のようなな茶器です。もし「しずく茶」に興味がある方は、ぜひ専用の茶器も試してみてください。 短所を克服するか、長所を伸ばすか、人でもプロダクトでも、永遠の課題ですね。これからも、teploの短所を冷静に判断しながら、より良いプロダクトづくりに励んでまいります。

teploがパーソナライズ抽出の開発を始めたきっかけ

teploティーポットが提供する非常にユニークな機能が、世界初の「パーソナライズ抽出」です。パーソナライズ抽出では、お茶の抽出前にスマホアプリでなりたい気分選び、ティーポットのセンサーに指を置いて脈拍などのセンシングを行うと、それらの結果をもとにお茶の抽出温度や抽出時間を微修正して、今のあなたに最適なお茶を抽出します。teploが「がっちりマンデー!!」に出演した際には、MCの加藤浩次さんとゲストの本田武史さんが、同じお茶、同じゴール設定で違う人がセンシングを行うとどれだけ味が変わるのか、という面白い(少し意地悪な?)実験も行われました。パーソナライズ抽出の結果はteploのスタッフが意図的に変更できるものではないので、収録本番の私たちは内心ドキドキだったことを覚えています。結果として、しっかりと特徴の異なる味や香りのお茶が抽出され、スタジオは盛り上がり、加藤浩次さんがteploでパーソナライズされたお茶を飲んでいるシーンが番組視聴率ランキング5位になるという嬉しいオマケまでついてきました。少し話が逸れてしまいましたが、この記事では、teploがパーソナライズ抽出を始めたきっかけをご紹介します。 実は、teploはパーソナライズ抽出とは少し離れたところから開発が開始されました。2015年の冬、日本出身の機械エンジニアの弊社のCEOと、インド出身のソフトエンジニアのCTOが、「お茶の味は抽出温度や抽出時間によってばらつきが出るのだから、それらを機械とソフトで正確に制御すれば美味しいお茶が飲めるんじゃないか?」という仮説をもとに、機械とソフトウェアの開発を開始したことがteploの始まりです。非常にエンジニアらしい視点ですね。下の写真は、アイディアを思いついた際に、2人が部品をかき集めて手作りしたteploの第一号プロトタイプです。 正確な数値制御で美味しいお茶を楽しむことができるという仮説をもとに試作を行い、お茶のプロと意見交換をしているとき、お茶のプロの淹れ手の方がこんなことを言いました。「お茶を抽出する温度や時間も大切だけど、淹れてあげる人の表情、ボディランゲージ、その日の気温や湿度などを感じ取って、少しずつ抽出の条件を変えているのよね」これを聞いたエンジニア出身の2人は衝撃を受け、「数値制御は大切だけど、数値制御だけでは足りない」ということに(ようやく?)気づきました。 「お茶のプロが淹れるような美味しいお茶を淹れるにはどうしたら良いだろう?」 この問いに対して議論し試行錯誤を続けた結果、脈拍、指の温度、室温、湿度、騒音などを加味して抽出条件を微修正する、世界初の「パーソナライズ抽出」が開発されました。 抽出の数値を正確に制御する目的で始まったteploのプロジェクトは、このようにして、パーソナライズされた最高に美味しいお茶を届けるプロジェクトに進化していきました。そして、teploのパーソナライズ抽出は、teploオーナーの方々から日々送られてくるフィードバックにもとづき、今日も進化し続けています。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teplo公式茶葉をフレッシュな状態でお届けするための工夫

teplo公式茶葉では、茶葉を1煎ずつ小分けにしてお届けしています。こちらの記事では、数値制御の観点から、teplo公式茶葉を1煎パックにする理由を紹介しました。この記事では、1煎パックをフレッシュな状態で届けるための茶葉製造の工夫についてご紹介します。 1煎パックにすると、フレッシュな茶葉を毎回楽しんでいただけるというメリットがありますが、茶葉のフレッシュさを保つことが難しいというデメリットもあります。一見矛盾するように感じるかもしれませんね。 メリットについては想像がしやすいのではないかと思います。毎回新しいパックの封を切りますので、封を切ったばかりのフレッシュな状態の茶葉を楽しむことができます。 1煎パックにすると茶葉のフレッシュさを保つことが難しいというデメリットは、1包装に入れられている茶葉が少なければ少ないほど、茶葉が酸化して劣化しやすくなるという理由に由来します。酸化は酸素に触れている部分で起こりますので、空気に触れている表面の茶葉から酸化していきます。包装形態と酸化を考える上で重要になってくるのが、単位体積あたりの表面積です。袋に入っているすべての茶葉を一つのカタマリと考えると、カタマリが大きければ大きいほど、単位体積あたりの表面積が小さくなり、カタマリが小さければ小さいほど単位体積あたりの表面積が大きくなります。つまり、1煎パックは茶葉の単位体積あたりの表面積が大きいため、茶葉が空気に触れている表面から酸化しやすく、茶葉の劣化が進みやすくなってしまうのです。 気温が暑い地域の動物は小さくなり、寒い地域の動物は大きくなるということを聞いたことはありませんか?あれは、小さい動物は単位体積あたりの表面積が大きくなるので体の表面から放熱しやすくなり、大きい動物は単位体積あたりの表面積が小さくなるので保温性が上がるという理論のようです。 teplo公式茶葉として1煎パックでフレッシュな茶葉をお届けするために、私たちは、1煎パックに窒素を入れる「窒素充填」という方法を採用しています。酸素と触れることで酸化が進みますので、茶葉が触れる空気を窒素にしてあげることで、酸化を減らすことができます。(窒素充填は、ポテトチップス等の酸化を防止したい食品の包装でも採用されている方法です。)このようにして、teploはフレッシュな1煎パックを皆様にお届けしています。 ちなみに、teploが窒素重鎮をおこなっている茶葉は緑茶だけで、烏龍茶や紅茶等の茶葉は、あえて窒素充填を行なっていません。その大きな理由は、烏龍茶や紅茶に窒素充填を行うと、味や香りが変わってしまうためです。また、烏龍茶や紅茶は、緑茶と比較して酸化による劣化が少ないという特性を持っています。そのため、teplo公式茶葉では緑茶のみに窒素充填をしています。 包装の方法や内容量ひとつをとっても、奥が深いですよね。私たちはさまざまな種類のお茶を扱いますので、それぞれの茶葉の特性に応じた製造方法を常に模索しています。茶葉の特性を加味して製造工程を切り替える作業は大変ですが、茶葉を特性を理解して良い状態の茶葉をお客様に届けられることは非常に大きな喜びでもあります。今後も、お茶を良い状態でお届けできるよう、精進してまいります。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teplo公式茶葉を1煎パックにする理由

teplo公式茶葉では、茶葉を1煎ずつ小分けにしてお届けしています。この記事では、私たちが1煎パックでお届けしている理由をご紹介します。 日本とインド出身のエンジニアがteploの開発を始めたとき、「美味しいお茶を飲むための数値制御は人間がやらない方が良いのではないか。」という仮説を持っていました。この仮説が、結果としてパーソナライズ抽出という機能に辿り着いた話を、こちらの記事ではご紹介しました。数値制御と美味しいお茶の仮説には紆余曲折がありましたが、私たちは、以下のような法則があると考えています。 「数値制御したお茶が必ずしも美味しいとは限らないが、美味しいお茶は数値制御がしっかりと行われている」 数値だけを追いかけても飲み手の気分や環境によってお茶の美味しさは変わりますが、美味しいと感じるお茶は必ず数値制御の基本を押さえているということです。ですので、私たちは美味しいお茶を届けるために、お茶の中の数値制御の要素、とりわけ、お茶の量、水の量、抽出温度、抽出時間に細心の注意を払いサービスの設計をしています。サービス設計をする中で、1煎パックの茶葉が、数値制御の中の「お茶の量」を最適に制御してお届けできる方法である、という結果に辿り着きました。それがteplo公式茶葉が1煎パックをお届けしている理由です。 お茶の量について、もう少し詳しく説明させていただきます。みなさん、お茶屋さんで飲んで美味しいと感じたお茶を家で淹れてみると味が再現できないという経験はありませんか?この原因は、茶葉の量である場合が非常に多いのです。茶葉の量を間違えてしまうと、味が大きくブレてしまいます。例えば、300mlを抽出するために最適な量は、茶葉によっては10gだったり、2gだったり、大きく異なります。さらに厄介なのは、茶葉の大きさは種類により異なりますので、「ティースプーン何杯入れればOK」というような決め方も難しいのです。そのため、私たちは、それぞれのお茶で抽出試験を行い、ホットティー300ml(水出しで500ml)を抽出するために最適な茶葉の量を割り出し、最適な量を1煎パックとしてお届けするという方法に辿り着きました。そのことで、「お茶の量」を正確に制御して、美味しいお茶に一歩近づくことができるのです。 以上、お茶の量の重要性と、teplo公式茶葉が1煎パックでお届けしている理由のお話でした。しかしながら、1煎パックで届けるのも、さまざまな苦労があります。こちらの記事では、1煎パックをフレッシュな状態でお届けするために私たちがおこなっている工夫についてご紹介しています。気になる方は是非チェックしてみてください。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

teplo公式茶葉の特徴 – 着香していないお茶をお届けしています

以前、茶葉の着香についてご紹介をしましたが、私たちは、着香はお茶の歴史の中でも非常に重要な要素であると考えています。誰もが聞いたことがある紅茶「アールグレイ」も、紅茶に柑橘系のベルガモットの香りをつけたものですが、アールグレイが着香されていることを知らない人がいるくらい、お茶に香りをつけることは一般的になっていますね。 しかしながら、teplo公式茶葉は現在30種類程度取り揃えていますが、着香していない茶葉のみを公式茶葉として取り扱っているという特徴があります。この記事では、teplo公式茶葉が着香したお茶を扱わない理由を2つご紹介します。 teplo公式茶葉に着香しない理由① 茶葉本来の実力とバラエティーを楽しむことができる茶葉に着香しなくても、茶葉の種類や加工方法により、花のような香り、桜の葉のような香り、桃のような香り、ミントのような香りなど、さまざまな香りを引き出すことができます。そこに人工的な香りを着香しますと、良くも悪くも人工的な香りの方が優ってしまい、茶葉本来の香りの特徴が弱まってしまいます。teploが扱っている茶葉の種類は30種類程ですので、数千種類もあると言われている茶葉の中のほんの一部です。teplo公式茶葉が扱うのは世界のほんの一握りのお茶ですので、茶葉の実力を感じることができる、製茶屋さんのこだわりが詰まった、着香していないお茶を厳選してお届けしています。 teplo公式茶葉に着香しない理由② 着香していない茶葉は、抽出条件によりお茶の表情が変わりやすい着香されているお茶も、抽出温度や抽出時間を変えることで抽出されるお茶の味わいや香りが変化しますが、着香されていないお茶の方が抽出条件により味や香りが大きく変化します。さまざまな抽出条件で抽出した際のお茶の特徴を捉えて人が淹れ分けをすることは容易ではありませんが、これこそが、抽出条件と味や香りの関係をデータとして蓄積して最適な抽出条件を再現するとができるteploティーポットの得意分野であると考えています。teploティーポットの特徴を最大限に活かしながら、茶葉が持つ実力も引き出すことができると考え、私たちは着香していないお茶をお届けしています。 これらの理由から、teplo公式茶葉では着香されていないお茶を厳選してお届けしています。もちろん、着香されているお茶をteploティーポットやteplo cold brew carafeで美味しく淹れることができますので、teploを使ってご自身のお気に入りのお茶を抽出してみてくださいね。 こちらの記事では、teplo公式茶葉が1煎パックでお届けしている理由についてご紹介しています。興味がありましたらぜひ読んでみてください。 おすすめ記事 最新記事 著者情報/ teploについて teploは「美味しいお茶を世界中に届ける」というミッションを掲げるお茶のブランドです。 お茶メディアの運営、茶葉の買付・販売、お茶の抽出機の開発・販売、飲食店にむけたお茶のメニュー開発・レシピ開発等を総合的にサポートしています。

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